若松駿太(中日ドラゴンズ)はドラフト7位の下位指名 高校は?
2016/09/10
若松駿太(中日ドラゴンズ)はドラフト7位指名 出身高校は?
昨日の阪神戦でバントを3回も失敗して谷繁監督から苦言を呈された、中日の若松駿太投手はドラフト7位の下位指名なんです。
昨日の試合は同期で同い年の藤浪晋太郎との投げ合いだったんで、登板前は「藤浪には絶対に負けない」と闘志満々でした。
藤浪は大阪桐蔭高校で甲子園で春夏連覇の優勝投手。さらにドラフト1位で阪神に入団した超エリート。
かたや若松は同い年でも全く無名の7位指名。調査書が届いたのは中日のみだったと言います。
藤浪に対しての負けん気は相当なものでしょう。
その若松の出身校は福岡の祐誠高校です。
私も初めて聞いた学校です。
当然ながら甲子園出場は全くなく、3年夏の大会は福岡大会2回戦で敗けてしまいました。
若松駿太(中日ドラゴンズ)はドラフト7位、担当スカウトは渡辺スカウト
全く無名の若松の担当スカウトは渡辺麿史スカウトです。
2014年に57歳という若さでお亡くなりになっています。
若松は渡辺スカウトを「無名だった僕を見てくれた人」と言い、帽子のツバの裏には渡辺スカウトの名前が書いてあるそうです。
渡辺スカウトは2015年に10勝を挙げブレイクした若松の姿を見れませんでした。
もしお亡くなりになられていなかったら、この活躍を本当に喜んだことでしょう。
渡辺スカウトは日田林工業高校から日鉱佐賀関を経て、1976年にドラフト4位で投手として近鉄バファローズに入団しました。
プロ通算は4年間で1軍出場は全くありませんでした。
その後、1990年に中日ドラゴンズのスカウトになり、2014年にお亡くなりになりました。
現ソフトバンクで元中日の中田賢一、そして若松の獲得に携わりました。
若松駿太(中日ドラゴンズ)はドラフト7位、同学年のその他の選手は?
若松は今年、高卒4年目で、同学年には日本ハム・大谷、阪神・藤浪がいます。「大谷・藤浪世代」とも呼ばれています。
その他の選手では、広島の鈴木誠也、ロッテの田村龍弘らがいます。
大谷翔平 日本ハム 投手 岩手・花巻東高校 ドラフト1位
藤浪晋太郎 阪神 投手 大阪・大阪桐蔭高校 ドラフト1位
鈴木誠也 広島 外野手 東京・二松学舎大付属高校 ドラフト2位
田村龍弘 ロッテ 捕手 青森・光星学院高校 ドラフト3位
若松駿太 中日 投手 福岡・祐誠高校 ドラフト7位
これを見ても分かるように、若松だけがドラフト7位の下位指名、しかも無名の高校。
「雑草」って感じがします。
これから先、「大谷・藤浪世代」がどうなるんでしょうか。