とと姉ちゃんを観た感想 第1話 竹蔵の人柄に感動しました
2016/09/09
♦竹蔵は素晴らしい人間、人柄に感動しました
とと姉ちゃんの第1話を観たんですけど。
一番印象に残ったのは、西島秀俊さんが演じる小橋竹蔵の人柄の良さです。
常子(高畑充希)が建物の上に登り危ないことをしてしまった時、竹蔵は常子に対し「危ないことをしてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない」と常子を叱ります。
そこまでだったら普通の父親なんですが、竹蔵は「でも、どうしようと自分で考え、自分で行動したことは素晴らしいと思います」と常子を褒めます。
叱るところは叱り、褒めるところは褒める。
なかなか出来ないことだと思います。
また、常子がどうして建物に登ったか理由を考えているから、そんな事を言ってあげれたんだと思います。
ただ叱るだけだったら反発し、自由な物の考え方が育たなかったんではないでしょうか。
竹蔵は本当に素晴らしい父親であると思います。
私も中学生の娘がいますが、見習わなくてはいけないと思いました。
♦3つの家訓に竹蔵の人柄が表れている
小橋家には3つの家訓があります。
1、朝食は家族みんなで食べること
2、月に一度は家族みんなでお出かけをすること
3、自分の服は自分でたたむこと
これは、竹蔵が考えた小橋家の家訓です。
私はこれを見た時、この中に竹蔵のやさしさが溢れていると感じました。
家族を愛しているんだなと。
そして3つ目の自分の服は自分でたたむ。
簡単な事だけど、自分の事は自分でするという習慣というか、クセというか、人に頼らないという事を覚えさせている気がします。
この時代は、どこの家も「家訓」とか決めていたのかも知れませんが、今では考えられません。
小橋家は立派な家であると思いました。
♦小橋竹蔵の家族は何故、敬語を使うのか?
とと姉ちゃんの第1話を観て違和感があったのは、小橋竹蔵の家はみんな敬語を使っていることです。
この時代は、どこの家庭も敬語を使っていたんでしょうか?
それは、この先の話を観ていけば分かる事なのかもしれませんが。
それにしても、子供が親に敬語を使うのは、なんとか分かりますが(私の家では子供も親に敬語を使いません)。
小橋家は親も子供に敬語を使っています。
違和感のあった方も多いのではないでしょうか?
私の予想ですが、親も子供に敬語を使うのは小橋家だけだと思います。
ただ単に小橋竹蔵がそういう真面目な性格の人間で、そうなってるんじゃないかと。
また、これは最初から分かっていることですが、竹蔵は早くに亡くなって、その後を常子が父親代わりになります。
竹蔵が、最後はどのようにして亡くなってしまうのかも私は気になります。
これからが楽しみです。