細川ガラシャの画像を見つけた 辞世の句の意味やお墓は?
2016/09/10
♦細川ガラシャの画像を見つけた
大河ドラマ・真田丸にも、もうすぐ出てくる「細川ガラシャ」。
画像を見つけたんですけど、こういう肖像画ってなんか怖いですよね。
私だけでしょうか?
ものすごく美人だったという話もあるみたいですが、とてもそうは思えません。
夫である細川忠興が、細川ガラシャに見とれていた庭師を手討ちしてしまったという話があります。
それだけ美人だったんでしょう。
この時代に写真があればよかったんですが、見てみたっかったです。
♦細川ガラシャのお墓は?
大河ドラマ・真田丸に登場する「細川ガラシャ」。
お墓は1つだけじゃないんです。
普通の人は1つなんで、何個もお墓があるって知りませんでした。
ちょっとビックリしました。
昔の人は、特に有名な人は、何個もお墓があるんでしょうね。
上の写真は京都市北区の高桐院にある「細川忠興とガラシャ」のお墓です。
細川ガラシャの骨はガラシャの屋敷が焼け落ちた後、神父様によって拾われ、大阪市東淀川区の崇禅寺に埋葬されたそうです。
ガラシャは熱心なキリスト教信者だったので、神父様に拾ってもらったんでしょうが、埋葬はお寺だったんですね。
♦細川ガラシャの辞世の句の意味は?
散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
花も花なれ 人も人なれ
上が細川ガラシャの辞世の句です。
意味は、「花も人も散り時を心得てこそ美しい」です。
この時の背景は、ガラシャが関ヶ原の戦いの時に石田三成に人質として大坂城に行くことを命じられます。
しかし、ガラシャはこれを拒否し、家老の小笠原秀清に槍で胸を突かせて死にました。
その後、遺体を残さぬように屋敷を燃やし、家臣たちも自害しました。
ガラシャは人質に行くくらいだったら、死んだほうがマシと思ったんでしょうか?
ガラシャの人柄を表すエピソードがあります。
先ほど、細川忠興がガラシャに見とれていた庭師を手討ちにしたと書きましたが。
それに対してガラシャは、その返り血を浴びた打掛を何日も来て細川忠興に無言の抵抗をしました。
それに対し忠興は「そなたは蛇のように執念深い女じゃ」と言いました。
またそれに対しガラシャは「鬼のようなあなたの女房には、蛇のような私がお似合いでしょう」と返したそうです。
なかなか気が強い女ですね。
そういう性格もあって、人質を拒否し、最後は自ら命を絶ったんでしょうか。
これから登場してくる真田丸でも、ガラシャの性格面も注目したいです。
細川ガラシャの役は「橋本マナミ」さんがやるそうですね。